【必見】怖い話作ったから評価してくれ……
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文才がない
「赤色が見えたんです!」
「何階で?」
「4階!」
「どんな感じ?」
「視界の端に、赤色が!」
「あぁ、視界の端に?奥じゃなくて?」
「視界の端!」
「あぁそうですか」
「え?」
すると男がゆっくりと話す。「今非常に、非常に縋るような気持ちだと思います。我々も今そちらに向かっています。安心してください。必ず救います。我々が来るまでそこから動かないでください。必ずあなたを救います。」電話が切れた。
それまでなんも思っとらんかったやろ
主人公は本当に赤色が出てくるとは思わなかったんや
それが本当に出てきたし出てきたら逃げてシャッター閉めて隠れろ言われてるから危機を感じてビビって逃げたんや
うーんそこがちょっと唐突にキャラ変わりすぎな気がするわ
いうてレーザーポインタなんやろ?
あと制服がぬげんかったのはなんでや?
一つの仮説が頭に浮かんだ。俺は急いでシャッターを押し上げ、制服を脱ごうとする。しかし、脱げない。ファスナーが全く動かないし、何やら全身がきつく締め付けられているような感触がする。とにかくここから逃げなければと守衛室から飛び出す。
開けっぱなしだった門をそのままバイクで通過する。「待ってくれ!頼む!」と後ろからお爺さんの叫び声が聞こえた直後、勢いよく門が閉まったような鈍い金属音が響く。そういえば首から身分証明書を下げたままだったが今はそんなことはどうでもいい。
7時頃、ようやく着信が鳴り止んだ。そういえば制服を着たままだったことに気づき、どうしようか悩んでいると、玄関のドアを叩く音がする。
「おーい、制服返してくれ。バイトはもういいから、ここで解約だ。怖がらせて悪かった」
「あんたら宗教か?」
「制服を返してくれ、それだけでいい」
「もう関わらないでくれ!」
「分かった。じゃあ制服だけドアの外に捨てといてくれ。身分証明書もな」
「脱げないんだよ!」
「今脱げるだろう」
男の言う通り、気づけばさっきまでの全身の締め付けはなく、ファスナーもスムーズに開いた。これで縁を切りたい一心でドアの隙間から制服と身分証明書を投げ捨てた。ドアを引っ張られると思い左手に思い切り力を込めていたが、何もしてこなかった。
「怖がらせて申し訳ない、悪気はなかった。ただお救いしたいだけだった」
「いいから帰ってくれ!もう関わらないでくれ!」
「分かった。また何かあったら連絡してほしい」
「帰れ!」
「分かった」
郵便受けに何かが放り込まれた。やけに厚くて重さのある白いカードだ。裏面を見ると施設入口に飾ってあった男の顔写真が載っており、全身の毛が粟立った。余白はなく、顔がちょうどギリギリ収まるくらいまでアップで撮られた笑顔の写真だ。思わず奇声を上げ手先がブルブル震え、半狂乱でゴミ箱に投げ捨てた。それからしばらくは恐ろしくて家から出られなかったが、何も変わったことはなかった。
本当に縁は切れたのだろうか。今でもあの守衛室のシャッターの中で味わった恐怖が忘れられない。
なお、この物語はフィクションです。
引用元:https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1661779012/
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